いつか、また

思い立って、久しぶりに書いてみました。ジャンルとしては詩になるんだろうけど、そう言っちゃっていいのかなぁとちょっと葛藤。
前回載せた日付を見たら、約一年前でビックリでした。あんなに創作大好きだったのにー。

崩壊

世界の終わりの音を聞いた。

僕らだけに聞こえた崩壊の音だ。

人々は何も知らずに笑っている。

もうすぐ世界が終わるのに、些末なことに心を砕いている。

あるいはそれは、とても幸せなことなのかもしれない。

何も知らないまま、痛みも苦しみも恐怖も感じないまま、世界の終わりを迎えられるのだから。

だけど、世界の終わりを知ってしまった僕らは一体どうしよう。

何気ないフリをして過ごそうか。

諦め悪く逃げ惑おうか。

迎える結末は同じなのに、それでも僕らは生き延びることを期待している。

心の隅で、明日ある世界を願っている。

世界の終わりの音を聞きながら、無意味な希望を抱いている。

確実に壊れてしまうことを知っているくせに。

それでもまだ生きたいと思うのは、どれほど愚かなことなのだろうか。

碧空－へきくう－

あの空の先には何があったのだろうか

君は何を見ていたのだろうか

それは僕にも見えていたのだろうか


世界が変わったんじゃない

僕と君が変わってしまったんだ


過去はもう二度と掴めないところまで過ぎ去り

未来はいまだ僕の手の中には落ちてこない

ただ現在（いま）を生きるだけ

それしか僕にはできることがない


たとえ同じ先を見ていなかったとしても

同じ空の下に君がいるというだけで

僕はとても安心できるんだ


だから君は君の人生を

だから僕は僕の人生を


変わってしまったことを嘆き悲しまないで

どうか悔いのないように

僕も君も生きていこう

不条理な感情

泣くことを卑下する必要はない。

泣けないことを嘆く必要もない。

表に現れた感情だけが、世界のすべてではないのだから。

笑ったり怒ったり悲しんだり。

どんな感情も素直に出せれば、どれほど楽になれるのか。

でもそうなれば、きっと人は人の中で生きていけなくなってしまうから。

悲しいのに笑ったり、嬉しいのに怒ったり、楽しくないのに面白がってみたり。

面倒な生き方しかできないのだ。

あるがままを求めていながら、何もかも曝け出すことを望まない。

相反しながら、だけど背中合わせでぴったりと存在する感情をもてあそぶ。

そして、どちらが本来の思いなのか、そのうち自分ですら忘れ去ってしまうのだ。

夢の果て

まだ僕が子どもだったころ、死んだ人は星になるのだと聞いた。

星になる。

そんな綺麗な話に、僕は憧れた。

僕も死んだら星になるのだろうか。

星になれるのならば、早く死んでみたい。

ずっとそう思っていた。

大きくなって、本物の星はそんなに綺麗じゃないことを、死んでも星にはなれないことを知った。

僕は幻滅した。

そした悟った。

ちっぽけな地球の上で、ちっぽけな人間のまま生きることが、僕には似合いだということを。



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私が書くのは暗いものが多いので、そこに関しての苦情はご勘弁を(^_^;)

飛んじゃいましたライブDVDの感想についてはまた後日。Disc2がまだ観れてないし。
本編で客のアップの多さにうんざりしてテンション下がっているのは私だけ？特典映像があったからまだ救われたけど、なかったら確実に落ち込んでます。
観たいのはそこじゃないのにー!!と、痒いところへ全然手が届かない作り方に「これはイジメか嫌がらせか？」と本気で思ってしまいました。
期待大の状態で観たのがいけないのか。
もう少し落ち着いて観れば、それなりに良くなるかもしれない。今書くと愚痴ばっかになること必至なので、ちょっと時間を空けてクールダウンさせます。
でも一言。SMAPはやっぱり最高にカッコイイ！！