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騎士皇帝だなんて、萌える設定をありがとう公式!!
↑ と異常にテンションの高かったワタクシ。が、最新の小説版を読み、ルルーシュの今後を憂えて胃が重くなっている今日です(乱高下しすぎ)。 二次元キャラにどんだけ感情移入してるんだと思われるんでしょうが、好きになったものは人間でもキャラでもその人の気持ちにどんどん入り込んでしまって、どうしようもありません。もうラブってレベルじゃないな、これ・・・(笑)。 テンション高いのか落ち込んでいるのかわからない微妙な気持ちのまま、21話の感想です。 今回も情報量が多く、三回ぐらい観てようやく理解できた・・・かなぁって感じです(理解力が乏しいと大変)。 要するに、皇帝とマリアンヌが夢見たことというのは、嘘のない世界=死んだ人とも会える世界=皆がひとつになる世界=人類補完計画?(おい) ・・・世のお父さんお母さんは皆、人類を補完したいんだろうか(多分絶対違う)。 ギアスブログさんを巡って、皇帝の計画は人類補完計画に似ているけれど、完全に一致しないってのは理解しました。計画成功後の世界はシュナイゼルが治めればいいとナイトオブワンが言っていることからも、人類が完全に個を失ってしまったエヴァの補完計画と違い、少なくとも物質としての個は残るみたいですし。 単純に言ってしまえば、皇帝の計画が成功すればマオ状態になるという説明がとてもわかりやすかったです。それがどんな悲劇をもたらすかは、マオを見れば明らか。 皇帝は嘘=悪だと言う。ルルーシュはそれを否定する。 自分自身が嘘つきだということも肯定した上で、嘘とは悪なのだろうか?と語るルルーシュがカッコ良かった。何を言われてもぶれないんだなって。 もちろん自己保身だったり他人を貶めるための嘘は悪なのでしょう。でも、ナナリーへの嘘、ロロへの嘘、カレンへの嘘、それらはすべてルルーシュがついてきた嘘だけれど、誰かのためを想ってつく嘘は否定されるものではないと思うのです(その善悪はまた別としても)。 しかし、皇帝は嘘を嫌い、嘘のない世界を作ろうとする。 8年前にV.V.によって殺されたマリアンヌも、皇帝と同じ思いを持っていた。ルルーシュとナナリーが日本に送られたのは、V.V.の目から二人を隠すため。 でも、皆がひとつになれる世界を理想とした二人にとって、もはや子どもたちの生死は問題なくなったんでしょう。死んでもまた会えるのなら、生きていようと死んでいようと関係ないですからね。 その世界を作り出すにはC.C.のコードが必要で、マリアンヌの説得では効果がなかったからルルーシュを使った。二期1話でC.C.をおびき出す餌にされていたルルーシュは、8年前から餌でしかなかったのか・・・。 「俺は世界のノイズで・・・最初から邪魔者で」 このセリフが悲しかったです。一期ラストで、スザクに存在を否定されたときは我を忘れるほど激昂したルルーシュなのに。 皇帝の神殺しは、優しい世界を作るため。でも所詮は自分たちにとって優しい世界を望んだに過ぎない。 ナナリーの願った優しい世界が、他人に優しくなれる世界だと理解していたルルーシュは、皇帝たちの望む世界を否定し、集合無意識に対してギアスをかける。ギアス=命令ではなく、願いとして。 「それでも俺は明日が欲しい!」と叫んだところでとうとう両目ギアスに。このタイミングで右目にもギアスが発動したのはただの偶然だったのか、それとも世界の意志だったのか・・・。そしてこれは、C.C.からコードを継承してルルーシュ不老不死という結末になるんでしょうか・・・。 皇帝たちは自分が可愛いだけなんだと気付いたC.C.に対し、ルルーシュとナナリーのことも想っていたと言うマリアンヌ。だけど、ルルーシュの問うた「ナナリーの笑顔の意味」は知らない。 「ナナリーの笑顔はせめてもの感謝の気持ちなんだ」と泣きながら言うルルーシュに泣きそうになりました。実の両親にもわからない、ナナリーのそばにずっと一緒にいて、ナナリーをちゃんと理解していたルルーシュだからこそ言える言葉。 そんなナナリーの笑顔を「誤魔化し」とした皇帝に対するルルの叫びがたまらない・・・。 「それを嘘だとは言わせない!言わせてなるものか!現実を見ることもなく、高みに立って俺たちを楽しげに観察して・・・、ふざけるな!事実はひとつだけだ!お前たち親は、俺とナナリーを捨てたんだよ!!」 ロロとの最期の会話に匹敵するくらい胸に響いたセリフです。ルルーシュの言葉と涙がじわりじわりと沁み込んできます。間に挟んだC.C.とスザクのカットも良い。 結果として、皇帝とマリアンヌはCの世界に飲み込まれ、計画は失敗に終わったわけですが、皇帝たちの目指した世界を否定したルルーシュがその先にどんな世界を作り出すのか、非常に興味深いです。 そんな展開も全部ぶっ飛んだラスト。 ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが皇帝。 枢木スザクがその騎士。しかもナイトオブゼロ。 これ以上の最強タッグがあるだろうか。 ルルーシュを捕らえようとした兵士を、上から降りてきたスザクが蹴散らした瞬間、キターー!!!でした。マジで鳥肌立ちました。 その様子を悠然とした態度で眺め、「紹介しよう。我が騎士、枢木スザク」なんてルルーシュが言った日には、このまま死んでもいいと思った。いや、まだ死ねないけど!(笑) 22話のタイトルを事前に知っていた人は、ルルーシュが皇帝になるんだろうなってことはわかっていたと思うのですが、誰がこんな展開を予想できただろうか。 一瞬、私の夢がダダ漏れで公共の電波に乗ってしまったのかと思った(笑)。こんなの公式設定でやられたら、妄想の入り込む余地がないじゃないか! あぁでもギアスのことだから、これだけ喜ばされたあとにきっと思いっきり叩き落とされるんだろうな・・・と怯えているのも事実。 いや、いいんだ!たった一週間限りの萌えだったとしても、精いっぱい萌えておくから! って、騎士皇帝という夢にまで見た公式設定に萌えてばかりもいられないので、ちょっと落ち着いて考えてみよう。 空白の一ヶ月で、ルルーシュとスザクの間にどんな話し合いがなされたかは想像するしかありません。 ただ、ユフィやナナリーの願った優しい世界を実現するために、二人は手を組んだのではないかと思います。 優しい世界を作るためにはルルーシュがブリタニア皇帝になる必要があり、優しい世界を作るために皇帝ルルーシュが必要だからスザクが騎士として彼と同じ道を歩むことを選んだのかもしれない。今さら皇帝になって地位だ権力だと、世俗的な考えを持つわけがないだろうし。 純粋な皇帝と騎士という主従関係より、共犯者という関係のほうがぴったりな気がします。 結果を求めるには何かを為さなければならない、そのための手段としてのブリタニア皇帝とその騎士、そしてギアスなのではないでしょうか。 あれだけギアスを嫌悪していたスザクが平然としているのですから、そこらへんの話し合いも一ヶ月の間に行われたと思われる(そのシーンがめちゃくちゃ観たいんですけど!!)。 どう見ても悪人顔なルルや、その様子を沈んだ表情で見つめるC.C.から、悪役としての皇帝を演じるつもりなのではないか、この先の道は二人にとっては地獄で、優しい世界を作ったあとにすべての罪を背負って表舞台から消えるつもりなのではないか、と感じました。 もしそんなことになったら、ツライなんてものじゃないなぁ・・・。 小説版によると、後の歴史家が99代皇帝(=ルルーシュ)を暴君と評しているらしく、すでにショック受けているので。結果が得られるなら、周りの評価なんてルルーシュは気にしないんだろうけど・・・。 皆に優しい世界は、ルルーシュとスザクにとっても優しい世界であってほしいです。 最後に登場のシュナイゼルは、何を企んでいるのかまったく読めない。 少なくともブリタニア皇帝の地位が欲しいわけじゃなかったのはわかりましたが、世界を握るのはルルーシュのギアスかそれとも・・・って何? それにしても相関図。 ルルーシュとスザクが同じ枠の中に入っていることに喜びを感じつつ、全体図を見てみると。 ・・・ブリタニア陣営、使える人材がスザク以外にいねえ!!(笑) シュナイゼル陣営はラウンズも抱えているみたいだし、いくらスザクでも一人じゃ太刀打ちできないだろ・・・。 ジノはルルーシュと敵対しそうな気配満載なのですが、それは個人的にちょっとイヤだなぁ。ラウンズ面々の中にいなかったアーニャの行方も気になります。 もうこれが最終回でいいよと思った21話。 ラスボス倒して、主人公は世界の頂点に。普通のアニメなら最終回でめでたしめでたしなところでしょうが、これであとまだ4話も残っているのがギアスクオリティ。 どんな大どんでん返しが待っているのか、怖くてたまらない・・・。 PR この記事にコメントする
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サトリ
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女性
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そういえば五年目でしたな社会人
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スマとコードギアス
自己紹介:
スマ好き。やや中居さん寄り。2TOPファン。でも何より5スマ大好き。メンバーに対して温度差はまったくなし。
自分を一言で言うと多分「変な人」。天邪鬼で流行モノ嫌い。とにかくややこしい人間です。 最近、コードギアスにもどっぷりハマり中。ルルーシュ好き過ぎてどうしようなんてアホなこと言ってます。 スマ友達、ギアス友達、絶賛募集中です。 コメントは投稿してもすぐに反映されませんのでご注意下さい。ちなみに、コメントいただけたら泣いて喜びます。 個別にお返事が必要なときは、メールアドレスと「コメント非公開」の旨をご記入の上、コメント欄からご連絡下さい。
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