テルとお別れです。

終わっちゃいました。『僕の歩く道』。
最終回だからって大どんでん返しがあるわけではなく、今までと同じように静かにストーリーが進み、それぞれの日常に続いていくような終わり方でしたね。
あっという間に時間が過ぎちゃって、ありがとうが流れたときにもう終わり？と思ったほど。僕歩を観ているとドラマの中に入り込んでしまい、時間の流れが早く感じちゃいます。
もう火曜22時に会えないんだなぁ。寂しい。

テルは最後の最後まで可愛かったです。
檻の中の鳥たちを見て何を思っていたのか。グループホームの話を聞かされて何を思っていたのか。その答えが、レースの後にお母さんに告げた言葉だったんでしょう。
「僕にも予定がある」は、テルも言うようになったなぁって感じです（笑）。そりゃお母さんもがっくりしますって。
長い長い道を都古ちゃんと一緒に自転車で行くテルの姿に、彼の歩く道がまだ終わっていないこと、どこに続いているか分からないけれどその先に未来があることを思いました。
それはテルだけじゃなく、皆そうなんですよね。それぞれの歩く道を、それぞれが歩み始めた。まだ終わりじゃないんです。

“あ、いいな”と思ったのは、スタートのときにお兄ちゃんが側に付いていたこと。手を引くことは出来なくても背中を押してくれたお兄ちゃんに、上手く言えないのですがじんとしました。
三浦君とのコンビは最後までほのぼの。

剛君の演技は特にここ数年スゴイスゴイと思っていたのですが、今回は本当に良かった。
画面の中に、クサナギツヨシじゃなくて大竹輝明そのものがいるんです。
ドラマにすっと入り込めたのも、剛君の演技のおかげかもしれません。もちろん、共演者の方々もとても良かった。
こんなに素敵なドラマに出会えて良かった。

たくさんたくさん

ありがとう

です。