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そらのかけら うみのなみだ
いつの間にかスマ好きによるスマ日記+コードギアス語り。ときどき日々のことや自分のことやサイトのお知らせ。
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いつもあっという間だけど、いつも以上に30分があっという間だった今回。個人的には1時間番組にしてくれてもいいくらいだと思いつつ、O.S.T.2のCMでジャケットイラストに叫び声を上げてしまった23話。

くるるぎさんがまたしても素晴らしいことを言ってくれた。

「僕は彼の剣だ。彼の敵も弱さも僕が排除する。だからC.C.、君は盾になってくれ。守るのは君の役目だ」

スザクのこのセリフが無性に泣けた。
嬉しいのか悲しいのかよくわかりません。すごく泣けてたまらない。なんでだろう。
ただ、ルルーシュに渇を入れてくれたのがスザクで、慰めてくれたのがC.C.だったのが嬉しかった。
迷いのないスザクは大好きだ。
一期ではルルを抱きしめたC.C.でしたが、今回は背中合わせ。お前は頑張ったと言ってくれたあのシーンがすごく好きです。

そしてルルーシュは本当によく頑張った
「我が妹ながら図々しい」と口では酷いことを言いながら、組んだ手が震えているのが見ていられなくて・・・。
これまで死んでいったたくさんの人たちのためにも、もうナナリーを特別扱いできないと言い切ったルルーシュは、ようやく妹越えができたのかなぁ。
決戦前に演説するルルーシュがカッコ良かったよー。

カッコイイといえば、ジェレミアと咲世子さんもカッコイイ。
忠義に生きる二人。
「ルルーシュ様のために」という気持ちが本当にカッコ良すぎて目から汗が・・・。
この二人がまさかこんなにカッコイイことになるとは、一期のときに誰が想像できただろうか。

天才vs天才の攻防は観てて楽しかったです。ああいうの大好き。
それにしてもシュナイゼル、こんなに恐ろしい人とは・・・。
ルルーシュは修羅の道を行くと言いながら、結局は情や甘さを捨て切れなかった。だけどこの人には本当にそんなものがないんですね。ただ「虚無」があるだけ。
おそらく為政者としては完璧。平時ならば、この人の統治する世界の民衆は幸せに暮らせると思う。
でも、シュナイゼルに付いて行きたいとは感じないんだよなぁ。
ルルーシュに一度だって負けたことがないと言い、きっと今も負けるとは思っていないだろうシュナイゼルですが、上がりっぱなしで落ちることのないギアスキャラはいないと思うので(笑)、早くぎゃふんと言ってくれないかと期待。

ずっと一緒にいたルルーシュよりシュナイゼルを取るのか・・・とナナリーに最初はがっかりしたけれど、ちょっと落ち着いて考えてみた。
シュナイゼルって、兄弟姉妹たちから全幅の信頼を置かれている人だと思うんですよね。コーネリアもどこかでそのやり方に疑いを持ちつつありましたが、それでも付いてきたのは兄を信じていたからだろうし。
ナナリーの嘘発見器も、相手が嘘をついている意識があれば効果を発揮するけど、シュナイゼルの場合嘘をついているという意識すらなさそうな気がするので、手を触っていたとしてもシュナイゼルの嘘に気付かなかったのではと思います。
そう考えると、ナナリーだけを責めるのは酷かなぁと。もちろん、それでもルルーシュを信じてほしかったという気持ちはあるのですが。
あと、フレイヤのぽちっとなスイッチはそんな簡単に押しちゃダメーー!!

シュナイゼルの仮面にようやく気付いたコーネリアお姉さまは、こんなところで死ぬわけがないと思ってます!
はっきりとした死の描写がなかったし、公式相関図ではまだ死亡になってないし!望みを捨てちゃダメだ!

ところで、19話以降の黒の騎士団の面々を見ていると、イラッとしてしまうのは私だけでしょうか。
いや、ルルーシュのギアスに回数制限があるとかそういう条件を知らないし、未知の力に脅威を感じるのはわかるのですが、だからってシュナイゼルと手を組む必要はないと思う。その人、平気でフレイヤぶっ放してるんだよ。いいのかそれは。ルルーシュと敵対するのなら、せめて第三勢力ぐらいの立ち位置にいてくれ。
星刻あたりが気付いてくれれば・・・と思うけど、この人は時間がないし、各合集国代表がブリタニアに人質として捕われている以上、その救出を最優先させての選択なのかなぁ。
ルルーシュの偽悪も、シュナイゼルの偽善にも気付いていない人たちだから、ところどころがっかりな発言が。

ルルーシュを倒せばすべて終われる!@カレン
うん、終わるね、世界も一緒に・・・

哀れだな、ギアスによって操られている兵とは@藤堂
そっくりそのままお返しします。

ゼロがいなくても!と言っていた扇さんは、でも所詮はシュナイゼルの指示で動いてるだけでしょ?と言いたい。
自分たちは駒じゃないと憤っていたけど、今の状況が駒そのものだと何故誰も気付かない。もしゼロ=ルルーシュが本当に黒の騎士団を駒としてしか考えていなかったら、今回のように味方の犠牲すら厭わない作戦を立ててたんだよってことに誰か気付いてよー!!
と、ルルーシュの偽悪を知っている視聴者としては思うのですが、自分がギアス世界にいたら、騎士団メンバーと同じようにルルーシュ皇帝に敵対していたかもしれないなぁと思うのも事実。
ルルーシュやシュナイゼルのようにすべてを知っている人間なんてそうそうなく、大抵はどちらか一方からの視点でしか物事を見られないですからね。でもこれはどこかおかしいんじゃないかと、少しでも疑問を持ってもらいたい(自分も持ちたい)。

そういえば、オープンチャンネルでルルがシュナイゼルと会話したとき、ディートハルトのほうを見ていましたが、これって何か意味が?
意味もなくあんなシーンを挟むとは思えないから、今後ディートハルトが何らかの鍵を握ってくるのでしょうか。

予告で弱気になっていたルルーシュだけど、「俺とスザク、二人が手を組めばできないことはない」をぜひとも実現してもらいたいです。
そしてできれば、二人にとって救いのあるラストでありますように・・・←最近こればっかりな気がする。

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くるるぎさんの
「イエス、ユアマジェスティ」

「陛下」呼び
「皇帝陛下に対する無礼は許しません」
萌えて仕方ありません。
しかも公の場では敬語、プライベートではタメ口という。スザク偉い!!よくわかってる!!(笑)
湖のシーン、一回目に観たときは気付かなかったのですが、馬が二頭いるんですよね。
え、ちょっ、馬に乗ってそこまで来たのか二人とも。何だその仲良しっぷり。嬉しいからもっとやってください(おい)。

今週もルルーシュとスザクが皇帝と騎士だった。それだけでもう満足←待て。
でも来週が怖い。とっても怖い。いきなり主従関係解消してたらどうしよう。
いろいろ覚悟はしてるけど、騎士皇帝設定があまりに嬉しすぎたので、もしまたどん底まで落とされるようなことがあったら引きこもるかもしれない。そのときはこの二週間の萌えで生きるやるっ。

・・・真面目な話をちゃんとします。


貴族制度の廃止、財閥の解体、ナンバーズの解放、ブリタニア文化の破壊。これらの改革を一気に断行するルルーシュ。でもあまり暴君だと思えないのは、私がルルーシュ贔屓だからなのか、反ブリタニアの視点でギアスの世界を見ているからなのか。実際、ブリタニアに虐げられていた人々にとっては正義の皇帝になってるし。
普通に皇帝として即位したなら、ルルーシュは賢帝になれただろうになぁ。
オデュッセウスお兄ちゃんが一般兵になっていたのには吹きました。第一皇女の頭の飾りは、メイドになっても取らないんですね。あれにどれほどのポリシーがあるのか謎だ(笑)。

・神聖ブリタニア帝国サイド
ロイドさんとルルーシュが会話している!!これだけでも今回かなり嬉しい!!
湖のところで、ロイドさんがちゃんと正装だったのがツボでした。普段はマッドサイエンティストでもさすがは貴族(あ、もう元貴族なのか)。
ジェレミアがちゃんとルルーシュ皇帝のところにいたのも嬉しい。どの段階で戻ってきたんだろう。再会シーンが観たかったなー。

ロイドさんとセシルはギアスのことを知っていて、ゼロレクイエムの内容もわかった上で協力しているんですね。つまり、ルルーシュたちの計画は、ロイドさんとセシルが容認できるものだと。
ゼロ=ルルーシュまでこの二人に話したのかどうかは不明ですが、公式でニーナが仇敵ゼロと協力とあったので、ニーナがゼロの正体を知る=ロイドさんたちも知っている可能性が高いのではないでしょうか。いろんなことをバラして、それでも付いてきてくれる人がいるというのは大きいと思います。

で、ゼロレクイエムってなんですか。

・ニーナ
学園でミレイさんたちに匿われていたのか。これはシュナイゼルが捨てたのか、自分から離れてきたのか、どちらなんでしょう。
ユーフェミア様命のころのニーナははっきり言って嫌いでしたが、今は憑きものが落ちたように見えて、フレイヤを作ってしまったことに対する後悔から今後どう行動するのか楽しみです。

・リヴァル
今回一番男だった!!まさかリヴァルがこんなにカッコ良かったなんて!!
ルルーシュとスザクが皇帝とその騎士になっても、世界を敵に回すようなことをしても、彼にとっては二人とも友達なんだなぁ。ニーナのことも見捨てることだって出来るのに、友達だから助けようとした。
何もかも失くして、目的のために突き進むルルとスザクですが、まだ失くしていないものがここにある。もしかしたら彼らの未来に希望は残っているのかもしれない・・・。

・スザクvsラウンズ
ランスロットアルビオンがカッコいい!!カッコいいヨ!!
アルビオンつっよいなー。でも瞬殺だったラウンズの方々には合掌・・・。

「ゼロレクイエムのためにも負けるわけにはいかない!」
「だからお前は・・・生きろ!」
この会話イイ!ここの会話がすっごくいい!!
迷いのないスザクは強いなぁ。
って、『生きろ』ギアスを逆手に取る枢木さん、どんだけなんですか。ルルーシュの「尋常な精神力ではない。やっぱり大した者だよ、お前は」はスザクをべた褒めしているようにしか聞こえない。
スザクにとっては呪いでしかなかったし、フレイヤ投下の原因となった『生きろ』ギアスなのに、それを克服しているスザクはやっぱり強い。
ジノは迷ってるなぁ。
なんとなく黒の騎士団側に付いてルルーシュたちと敵対しそうだけど・・・それはあんまり見たくないかも・・・。今の黒の騎士団があんまり好きじゃないからという個人的な理由からですが。

・カレン
結局ルルーシュの本質がわからなかったんですね・・・。
その人、ものすごい嘘つきなんだよ。そして誰より情のある人なんだよってカレンに言いたい。ルルーシュの全部の顔を知っているのに、言葉で確かめないとわかってくれなかったのがちょっと残念です。
「さよなら、ルルーシュ」と背を向けたカレンに、「さようなら、カレン」と聞こえないように呟いたのが切ない。
ギアス世界では一番キスされてるのに、常に受身なルルーシュはちょっと笑った。そこらのオトメよりよっぽどオトメに見えるのは気のせいですか(笑)。

・ルルーシュ
「皆好きだろう、民主主義は」のときのルルの悪い顔が大好きです。
一期でも同じ言い方で「皆好きだろう、正義の味方」を聞いたなぁ。C.C.との魔王と魔女のやり取りも好きです。
でも大切だから、巻き込みたくないから、カレンもリヴァルも遠ざけたんですよね。その不器用な優しさが、どんなに悪い顔をしてみせてもルルーシュなんだよなぁ。

超合集国の決議システムってそうなってたのか。ブリタニア加盟によって超合集国はルルーシュに乗っ取られることになるって、玉城と同じでわからなかったヨ。不覚(笑)。
ルルーシュが考える世界を統べる資格とは「壊す覚悟」。世界を、自分自身すら。
世界の信用を失くしてでも独裁政治を行おうと、世界の敵となるルルーシュ。うーん、ますますゼロレクイエムの内容が気になる。
海中からいきなり現れたらしいランスロットアルビオンは、ルルーシュが動くまで海の中でじりじりと待っていたのかな。だったらちょっと可愛い(笑)。
「さあ、民主主義を始めようか」が最っ高に悪い顔でホントにもう大好きです!!←ホントにもうすみません。

超合集国の乗っ取りと同時に、最重要人物=ニーナを確保。アッシュフォード学園を交渉の場としたのは、二重の意味があったのかな。いろんなことを同時進行でやってのけるルルーシュはやはり冴えてます。
でも、シュナイゼルに先手を打たれ、ペンドラゴンにフレイヤを投下される。・・・ということは、当然あそこにいた皇族も全員お亡くなりに?え、オデュッセウスお兄ちゃんも?
そして、今回一番のびっくり。

ナナリーが生きていたーー!!!
しかもいきなりルルーシュとスザクに敵対宣言!!
ってなんでーー!?


いや、可能性としては五分五分だなと、むしろ生きている可能性が高いんじゃない?とは思っていました。が、ここまでまったく出てくる気配がなかったので、やっぱり死んじゃったのかな・・・と諦めていたんですよね。最近は極力ネタばれを見ないよう気を付けているから、まったく知らなかった。
シュナイゼルは、ナナリーを使ってルルーシュを皇帝の座から引きずり下ろすつもりなんだろうか。超合集国への武力介入によってルルーシュの国際的信用は失われているし、これまでの皇帝の悪逆行為を非難すればできなくはない・・・だろうけど、フレイヤ落としてるんですよね?それってルルーシュ以上のことをやっているとしか・・・。
しかもこの状態だと、フレイヤを落としたのはナナリーということになるから、あくまで自分の手は汚していない。どこまで汚いんだこの人。ルルーシュよりよっぽど世界の敵に思える。
でも皇帝になりたいわけじゃなさそうだし、一体何をやりたいんだろう。

星刻と神楽耶様は、ルルーシュの(手段としての)目的に気付いていましたが、その先の目的(ゼロレクイエム)には気付くのでしょうか。
シュナイゼルの動き次第では、再びルルーシュと共闘という可能性もありそうだけど。いや、個人的にはあってほしい。

それにしてもナナリーはなぜシュナイゼル陣営に・・・。
シュナイゼルに何かを吹き込まれたとしても、ナナリーの性格を考えたら、こんな簡単にルルーシュとスザクの敵ですなんて言うのは有り得ないんだよなぁ。となると、シュナイゼルですら予測していない考えがナナリーにあるのか。

どちらにしろ、これでルルーシュはまた理由を失うことに。
予告を観たらやっぱり腑抜けになってるっぽい。
スザク、頼むから渇を入れてやってくれ!!そしてルルーシュを引き上げてー!!


ところで、ルルーシュ新衣装が好きな自分はもしかして少数派でしょうか。だってステキじゃん。
ああいうごちゃっとしたの好きなんだよー。スザクの衣装も嫌いじゃないですよー。ただマントを脱いだときの肩の部分の色が気になるだけで・・・。そして見慣れるとほとんど気にならなくなっている不思議。
EDイラスト同様、ルルーシュとスザクの衣装の色が反転しているのは萌えポイントです。

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騎士皇帝だなんて、萌える設定をありがとう公式!!

と異常にテンションの高かったワタクシ。が、最新の小説版を読み、ルルーシュの今後を憂えて胃が重くなっている今日です(乱高下しすぎ)。
二次元キャラにどんだけ感情移入してるんだと思われるんでしょうが、好きになったものは人間でもキャラでもその人の気持ちにどんどん入り込んでしまって、どうしようもありません。もうラブってレベルじゃないな、これ・・・(笑)。
テンション高いのか落ち込んでいるのかわからない微妙な気持ちのまま、21話の感想です。

今回も情報量が多く、三回ぐらい観てようやく理解できた・・・かなぁって感じです(理解力が乏しいと大変)。
要するに、皇帝とマリアンヌが夢見たことというのは、嘘のない世界=死んだ人とも会える世界=皆がひとつになる世界=人類補完計画?(おい)
・・・世のお父さんお母さんは皆、人類を補完したいんだろうか(多分絶対違う)。
ギアスブログさんを巡って、皇帝の計画は人類補完計画に似ているけれど、完全に一致しないってのは理解しました。計画成功後の世界はシュナイゼルが治めればいいとナイトオブワンが言っていることからも、人類が完全に個を失ってしまったエヴァの補完計画と違い、少なくとも物質としての個は残るみたいですし。
単純に言ってしまえば、皇帝の計画が成功すればマオ状態になるという説明がとてもわかりやすかったです。それがどんな悲劇をもたらすかは、マオを見れば明らか。

皇帝は嘘=悪だと言う。ルルーシュはそれを否定する。
自分自身が嘘つきだということも肯定した上で、嘘とは悪なのだろうか?と語るルルーシュがカッコ良かった。何を言われてもぶれないんだなって。
もちろん自己保身だったり他人を貶めるための嘘は悪なのでしょう。でも、ナナリーへの嘘、ロロへの嘘、カレンへの嘘、それらはすべてルルーシュがついてきた嘘だけれど、誰かのためを想ってつく嘘は否定されるものではないと思うのです(その善悪はまた別としても)。
しかし、皇帝は嘘を嫌い、嘘のない世界を作ろうとする。
8年前にV.V.によって殺されたマリアンヌも、皇帝と同じ思いを持っていた。ルルーシュとナナリーが日本に送られたのは、V.V.の目から二人を隠すため。
でも、皆がひとつになれる世界を理想とした二人にとって、もはや子どもたちの生死は問題なくなったんでしょう。死んでもまた会えるのなら、生きていようと死んでいようと関係ないですからね。
その世界を作り出すにはC.C.のコードが必要で、マリアンヌの説得では効果がなかったからルルーシュを使った。二期1話でC.C.をおびき出す餌にされていたルルーシュは、8年前から餌でしかなかったのか・・・。
「俺は世界のノイズで・・・最初から邪魔者で」
このセリフが悲しかったです。一期ラストで、スザクに存在を否定されたときは我を忘れるほど激昂したルルーシュなのに。

皇帝の神殺しは、優しい世界を作るため。でも所詮は自分たちにとって優しい世界を望んだに過ぎない。
ナナリーの願った優しい世界が、他人に優しくなれる世界だと理解していたルルーシュは、皇帝たちの望む世界を否定し、集合無意識に対してギアスをかける。ギアス=命令ではなく、願いとして。
「それでも俺は明日が欲しい!」と叫んだところでとうとう両目ギアスに。このタイミングで右目にもギアスが発動したのはただの偶然だったのか、それとも世界の意志だったのか・・・。そしてこれは、C.C.からコードを継承してルルーシュ不老不死という結末になるんでしょうか・・・。

皇帝たちは自分が可愛いだけなんだと気付いたC.C.に対し、ルルーシュとナナリーのことも想っていたと言うマリアンヌ。だけど、ルルーシュの問うた「ナナリーの笑顔の意味」は知らない。
「ナナリーの笑顔はせめてもの感謝の気持ちなんだ」と泣きながら言うルルーシュに泣きそうになりました。実の両親にもわからない、ナナリーのそばにずっと一緒にいて、ナナリーをちゃんと理解していたルルーシュだからこそ言える言葉。
そんなナナリーの笑顔を「誤魔化し」とした皇帝に対するルルの叫びがたまらない・・・。

「それを嘘だとは言わせない!言わせてなるものか!現実を見ることもなく、高みに立って俺たちを楽しげに観察して・・・、ふざけるな!事実はひとつだけだ!お前たち親は、俺とナナリーを捨てたんだよ!!」

ロロとの最期の会話に匹敵するくらい胸に響いたセリフです。ルルーシュの言葉と涙がじわりじわりと沁み込んできます。間に挟んだC.C.とスザクのカットも良い。
結果として、皇帝とマリアンヌはCの世界に飲み込まれ、計画は失敗に終わったわけですが、皇帝たちの目指した世界を否定したルルーシュがその先にどんな世界を作り出すのか、非常に興味深いです。

そんな展開も全部ぶっ飛んだラスト。

ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが皇帝。
枢木スザクがその騎士。しかもナイトオブゼロ。

これ以上の最強タッグがあるだろうか。

ルルーシュを捕らえようとした兵士を、上から降りてきたスザクが蹴散らした瞬間、キターー!!!でした。マジで鳥肌立ちました。
その様子を悠然とした態度で眺め、「紹介しよう。我が騎士、枢木スザク」なんてルルーシュが言った日には、このまま死んでもいいと思った。いや、まだ死ねないけど!(笑)
22話のタイトルを事前に知っていた人は、ルルーシュが皇帝になるんだろうなってことはわかっていたと思うのですが、誰がこんな展開を予想できただろうか。
一瞬、私の夢がダダ漏れで公共の電波に乗ってしまったのかと思った(笑)。こんなの公式設定でやられたら、妄想の入り込む余地がないじゃないか!
あぁでもギアスのことだから、これだけ喜ばされたあとにきっと思いっきり叩き落とされるんだろうな・・・と怯えているのも事実。
いや、いいんだ!たった一週間限りの萌えだったとしても、精いっぱい萌えておくから!

って、騎士皇帝という夢にまで見た公式設定に萌えてばかりもいられないので、ちょっと落ち着いて考えてみよう。
空白の一ヶ月で、ルルーシュとスザクの間にどんな話し合いがなされたかは想像するしかありません。
ただ、ユフィやナナリーの願った優しい世界を実現するために、二人は手を組んだのではないかと思います。
優しい世界を作るためにはルルーシュがブリタニア皇帝になる必要があり、優しい世界を作るために皇帝ルルーシュが必要だからスザクが騎士として彼と同じ道を歩むことを選んだのかもしれない。今さら皇帝になって地位だ権力だと、世俗的な考えを持つわけがないだろうし。
純粋な皇帝と騎士という主従関係より、共犯者という関係のほうがぴったりな気がします。
結果を求めるには何かを為さなければならない、そのための手段としてのブリタニア皇帝とその騎士、そしてギアスなのではないでしょうか。
あれだけギアスを嫌悪していたスザクが平然としているのですから、そこらへんの話し合いも一ヶ月の間に行われたと思われる(そのシーンがめちゃくちゃ観たいんですけど!!)。
どう見ても悪人顔なルルや、その様子を沈んだ表情で見つめるC.C.から、悪役としての皇帝を演じるつもりなのではないか、この先の道は二人にとっては地獄で、優しい世界を作ったあとにすべての罪を背負って表舞台から消えるつもりなのではないか、と感じました。
もしそんなことになったら、ツライなんてものじゃないなぁ・・・。
小説版によると、後の歴史家が99代皇帝(=ルルーシュ)を暴君と評しているらしく、すでにショック受けているので。結果が得られるなら、周りの評価なんてルルーシュは気にしないんだろうけど・・・。
皆に優しい世界は、ルルーシュとスザクにとっても優しい世界であってほしいです。

最後に登場のシュナイゼルは、何を企んでいるのかまったく読めない。
少なくともブリタニア皇帝の地位が欲しいわけじゃなかったのはわかりましたが、世界を握るのはルルーシュのギアスかそれとも・・・って何?

それにしても相関図。
ルルーシュとスザクが同じ枠の中に入っていることに喜びを感じつつ、全体図を見てみると。
・・・ブリタニア陣営、使える人材がスザク以外にいねえ!!(笑)
シュナイゼル陣営はラウンズも抱えているみたいだし、いくらスザクでも一人じゃ太刀打ちできないだろ・・・。
ジノはルルーシュと敵対しそうな気配満載なのですが、それは個人的にちょっとイヤだなぁ。ラウンズ面々の中にいなかったアーニャの行方も気になります。


もうこれが最終回でいいよと思った21話。
ラスボス倒して、主人公は世界の頂点に。普通のアニメなら最終回でめでたしめでたしなところでしょうが、これであとまだ4話も残っているのがギアスクオリティ。
どんな大どんでん返しが待っているのか、怖くてたまらない・・・。

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ちょっ。えっ。
えええええぇぇぇ!!!??

一瞬、本気で思考回路が停止しました。完全にフリーズ。
だってだって!

皇帝ルルーシュに、騎士スザクって!!

それまでの話が全部ぶっ飛んだ(笑)。
いや、スザクが騎士になってくれたらなーとか、ルルーシュとスザクで共闘してくれないかなーとか、そういう妄想やら希望やらは勝手に抱いていたわけですが、叶うわけがないと思っていたのですよ。
そしたら!
そしたら!
公式でやらかしてくれるだなんて!!
もう思い残すことはない・・・←待て。

真面目なことを言えば、ルルーシュがブリタニア皇帝となって世界を手に入れるとかシュナイゼルとの覇権争いとか、そういう単純なことで皇帝と騎士になったとは思えないんですよね。それこそ、ルルーシュは自らのハッピーエンドなんて求めていないんじゃないだろうか、と。
二人を見るC.C.の表情が何よりもそのことを物語っているような。
・・・ここらへんは書くと長くなるので、また次にでも。

とりあえず今週一週間は、いやライブ始まるまではこれで乗り切れる!!頑張れ自分!!(笑)

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ライブ決定でテンション上がっている中、ギアス感想ですみません!機会逃しちゃうとアップしにくいので!自己満足自己満足!


まさかのマリアンヌ様黒幕説が現実に?

物語の終結に向かってすべての謎と役者が揃った、って感じの回でしょうか。
要するに、情報量は多いけど何一つわからないという(笑)。

・ルルーシュ
パパと心中なんかやめてーー!!
皇帝は不死だから殺せない、ならば自分と一緒に閉じ込めてしまおうと。
「俺と共に永遠の懺悔に苦しむがいい」
つまり、自分も永遠に懺悔すると。皇帝だけを閉じ込める選択もあったはずなのに、自分も中にいる状態で出口を爆破するということは、すべての罪を一身に背負って償おうというルルーシュの悲愴な決意か・・・。
でもこのぐらいで皇帝やられたりしないよなーと思ったのも事実(笑)。
この親子も決定的に会話が足りないので、来週二人でちゃんと対話してほしいです。中から出てこられるかどうかは、お母様(もしくはC.C.)次第?
「止められるものなら止めてみよ!我が絶望に敵う者がいるのなら!」にめちゃくちゃときめきました。カッコイイ!カッコイイよルルーシュ!!カッコ良すぎだよ!!
「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア」と本名を名乗っているのもそうだけど、皇子!つーか皇帝!って感じでたまりません。
でも、所詮はギアスで従わせているだけなんだよなぁ。公式のキャラクターページを見たら、ルルーシュが黒の騎士団から外れてた。わかってたけど、本当に一人ぼっち・・・。

・マリアンヌ様
え。ええぇ!!?
想像していた人と・・・なんか違う。
小説版を読んだときに、意外と豪快な人だなーと思ったけど、あの知略といい性悪っぽいところといい予想外です。よくよく考えたら、ルルーシュの母親なんだから一筋縄でいくような人ではないか(笑)。
「“私たち”の味方なのか」とか「助けるべきかな“彼”を」とか言ってましたが、私たちは誰を含めて私たちなのか、彼とは誰を指して彼なのか、まったくわかりません。
単純に考えれば、マリアンヌはシャルルの味方で、C.C.にその意志を確認しているように聞こえるし。「彼」と言う直前にルルの姿(だよね?)を確認しているので、彼=ルルーシュではないかと思われるし。でも、皇帝もしくはスザクという可能性もあるんだよなぁ。
とにかく、何者なんだマリアンヌ様。
ルルーシュに対して、あまり愛情を持っているように感じられないのは気のせいだと思いたい・・・。
お母さんとナナリーのために頑張ってきた息子さんなので、あまりご無体なことはしないであげてください。いやホント。

・アーニャ
ルルの妹だとかマリアンヌ様のクローンだとかいろいろ予想されていましたが、まさかまんまマリアンヌ様だったとは。
正確には、アーニャの意識をマリアンヌ様が乗っ取り、アーニャの身体を使っているということになるのかな?アーニャの記憶が曖昧なときは、マリアンヌ様が表に出ていたんでしょうね。最近でも記憶の齟齬があるとアーニャは言っていたから、結構頻繁に出現していたんでしょうか。
でもなぜアーニャ?なんのために?
公式ページを見ると、“心の中にルルーシュの母マリアンヌが潜んでいた”らしい。うーーん、でもそれってどういうことだ??

・スザク
吹っ切っちゃったなぁ。というか、吹っ切りすぎ?
でも嫌いじゃないんだなこれが。今までのスザクで一番好きかもしれない。
フレイヤを撃ったことについて、ルルーシュの、ギアスのせいにしなかったのは大きいと思います。「自分の意志」で皇帝のもとに来たのも大きいかと。
これまでスザクが手段を、ルルが結果を重視してきたわけですが、ここに来て
 スザク→結果
 ルルーシュ→手段

という考え方に。
って、どんだけ仲良しなんだオマエら!!この逆転は何かのフラグだと受け取るよ!受け取るからね!
シュナイゼルを焚きつけたのは、皇帝暗殺の命を堂々と受けるためか、それとも本当にナイトオブ・ワンになるためか。皇帝殺しに関してはルルと目的が一致したから、同じ目的のために・・・というのはムリかな。
「この剣にルルーシュとナナリーの絶望を込めさせていただきます」「ルルーシュ!それは僕の十字架だ!」に嬉しくなった。スザクとしては、ルルに皇帝殺し(=父親殺し)をしてもらいたくないのかも。

・黒の騎士団
ゼロの裏切りと追放を神楽耶様や星刻にどう説明するのかと思ってましたが、ただ「死んだ」ことにして、真実は話さないようにしたのか。ゼロがギアスを使って騙していたなんて話が通用しない、という認識は一応持っている模様。
ゼロ死亡を受けて、ゼロの死を最大限利用するとした神楽耶様は、ユフィの死を利用するとしたルルーシュと同じ考え方ですね。たとえそれが自分にとってどんなに辛いことであろうとも。
神楽耶様の「この状況下でブリタニア皇帝に刃を向ける人物に、私は一人しか心当たりがありません」がカッコ良すぎる!!
それに同意する星刻ともども、やはり一時の感情に任せてゼロを切った黒の騎士団の面子では騙しきれなかったということ。神楽耶様も星刻も納得した上でゼロ追放を決定するのならともかく、自分たちだけで決定してしまったところに、ゼロ抜きの黒の騎士団の限界が。

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プロフィール
HN:
サトリ
性別:
女性
職業:
そういえば五年目でしたな社会人
趣味:
スマとコードギアス
自己紹介:
スマ好き。やや中居さん寄り。2TOPファン。でも何より5スマ大好き。メンバーに対して温度差はまったくなし。
自分を一言で言うと多分「変な人」。天邪鬼で流行モノ嫌い。とにかくややこしい人間です。
最近、コードギアスにもどっぷりハマり中。ルルーシュ好き過ぎてどうしようなんてアホなこと言ってます。

スマ友達、ギアス友達、絶賛募集中です。

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