『星を売る』

目の前に置かれた珈琲はすっかり冷めていた。
あんなにいた客の姿も今はまばらで、曲名の分からない、でもどこかで聴いたことのある外国の歌が静かに流れている。
飲みもしない珈琲に角砂糖を一つ落とす。
水面に波紋が広がった。
黙ってそれを眺めていると、「どうして…」と消え入りそうな声が聞こえた。
視線を上げれば、相手も同じようにカップの縁を見つめていたから、それに倣ってもう一度顔を伏せた。


続きはこちらからどうぞ→『星を売る』


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先日お知らせした小説をサイトにアップしました。
やっと宣言通りの更新が…！！
それにしても、私の書く男の子はどうして意気地なしが多いんだろう。
もしや自分の性格が投影されてる？

サイトに載せました

サイトのお知らせというカテゴリーを作っておきながら、今まで一回も使ってませんでした。そっちがメインだったはずなのに…。
てことで、初お知らせです。

ブログで書いた詩をサイトに移動させました。
特に中身は変わっていません。タイトルを１コ変更しただけ。

小説のほうは書きかけのまま放置状態です…。
でも書き上げたものが一つあるので、今週末にはアップしたいと思います。